定年後の再就職・成功のポイント

定年後、何をするかは人それぞれですが、8割以上のシニアが仕事を持って働きたいという希望を持っているそうです。定年後の再就職は難しいというのが現状ですが、広く情報を収集し、あきらめずに職探しを続ければ、決して不可能ではありません。

スポンサーリンク

 

定年後の再就職・成功のためのポイント

●失業保険を受給しながら求職活動を行う

定年退職後、すぐに再就職先が決まらない場合は、まずはハローワークに出向き失業保険の受給手続きをしましょう。離職日以前の一年間に雇用保険の被保険者期間が通算して6ヶ月以上あり、60歳で定年退職を余儀なくされた場合は失業保険の受給資格があります。

失業保険は、就職する意志と能力がある場合に支給されるものなので、失業保険を受給しながらじっくりと職探しをすることができます。

受給日数や受給額は、退職理由や加入期間、年齢により変わりますが、すぐに求職活動を始めたいという場合は約1ヶ月後から失業給付を受けることができます。また、少し休養してから就職活動をしたいという場合は、ハローワークで手続きをすることにより、1年間の給付期間延長が認められています。

また、60歳以上65歳未満で再就職し、再び雇用保険の被保険者となった場合には、「 高年齢者再就職給付金」というものが1年間支給されることも覚えておきましょう。

 

●公共職業訓練を受けてみる

失業保険受給中に、ハローワークで求職活動をしながら公共職業訓練を受け、再就職に必要な技能・知識を習得することができます。訓練期間は数ヶ月のものから1年以上のものなど各種ありますが、訓練中は失業給付の給付制限が解除されたり、失業給付が延長されることもあります。そのほか、受講手当や交通費なども支給されます。

 

訓練内容は、事務、経理、機械、電気、パソコン関連、化学、生産、介護、福祉などさまざまなコースが用意されています。各コースの詳細は、ハローワークの掲示板やパンフレット、各自治体のホームページなどでも確認することができます。

厚生労働省のホームページからも検索することができます。

>>厚生労働省 公共職業訓練コースの検索について

各コースとも定員が決められているため、希望の職業訓練が必ずしも受けられるわけではありませんが、シニア世代には、介護・福祉関連の講習が人気があるようです。

なお、訓練終了後は、訓練内容に応じた職業紹介が受けられます。

 

●契約条件にこだわらない

定年後の再就職先がなかなか決まらない場合の原因のひとつに、契約条件にこだわり過ぎるということがあげられます。現代の60代は気力も体力もあり、今までと同じようにフルタイムで働きたい、月収も減らしたくない、若い人と同じような職場で働きたい、残業もどんどんやって収入を増やしたいという希望を持っていても、当然の事と言えます。

しかし、社会がまだ未成熟な日本では、求人側は依然として若い世代の求職者を求めています。そのため、契約条件にこだわり過ぎるとなかなか再就職先が決まらないということになりがちです。

多少、基本給が安くても、フルタイムではなくても、若い人と同じような職場でなくても「まあ、いいか」と、大らかにかまえたほうが就職活動はうまく行きます。

また、若者の就職難が続いているこの時代、定年退職後に正社員としての再就職を目指すのは現実的ではありません。

パートでも、アルバイトでも、派遣社員でも良いくらいの気持ちで行きましょう。

 

●人脈をたどってみる

ハローワークでの求職活動もある程度効果的ですが、人生経験の長いシニアにとっては、今まで築き上げてきた人脈が強力な援軍になります。

家族や友人、親類縁者、今までの取引先など、再就職先を探していることを積極的に伝えておきましょう。意外なところから再就職先を紹介され、あっさりと決まってしまうということがかなりあります。

実際に、60歳以上の男性の場合、5割以上が縁故による紹介で再就職をしているという統計もあります。

 

●インターネットをフルに活用する

仕事探しは、いかに多くの情報を集めるかにかかっています。そして求人情報を集める最適なツールがインターネットです。今や、パソコンやスマートフォン、携帯電話を駆使するシニアは、普通のことになってきています。

インターネットを通して、求人情報を検索したり、求人サイトに登録したり、特殊な技術を持っているシニアの方は、人材紹介会社に登録などすれば、効果的な就職活動ができます。

また、現代は多くの地域で、ハローワークの求人情報もインターネットで見ることができるようになっています。

 

スポンサーリンク