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肥満防止と生活習慣病予防に、こんにゃくを食べよう

独特の歯ごたえと、プルプルとした食感のこんにゃくは、肥満防止と生活習慣病予防効果が期待できます。

カロリーが少ないため、栄養も少ないのではと誤解されがちですが、カルシウム、カリウム、鉄などが含まれているので、普段の料理にぜひ取り入れたい食材です。

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こんにゃくの肥満防止効果とは?

こんにゃくの成分は、約97%が水分のためカロリーは殆どありませんが、食物繊維が豊富に含まれています。

食物繊維には不溶性と水溶性の2種類がありますが、こんにゃくには不溶性食物繊維の「こんにゃくマンナン(グルコマンナン)」が100gあたり2.2g含まれています。

不溶性食物繊維は、水分を吸収することで大きく膨らみ、満腹感が得やすくなるため、料理にこんにゃくが含まれているだけで、食べ過ぎを防ぐことができます。

また、こんにゃくには適度な弾力性と歯ごたえがあるので、何度か噛んで食べているうちに脳の視床下部にある「満腹中枢」が刺激され、腹八分目の食事で満腹感が得られます。

このように、食べ過ぎと早食いを防ぐことができることから、こんにゃくの肥満防止効果が期待されています。

低カロリーのこんにゃくは栄養も少ない?

こんにゃくは100gあたり5~7kcalと低カロリーですが、まったく栄養がないというわけではありません。

骨や歯の成長に欠かせない「カルシウム」は、100gあたり43mgほど含まれていますが、こんにゃくのカルシウムは酸に溶けやすく、体内に吸収されやすいという特徴があります。

また、余分な塩分を排出し、むくみ解消や血圧を下げる作用があるとされる「カリウム」は、こんにゃく100gあたりに33mg含まれています。

さらに、赤血球を構成するヘモグロビンの材料になる「鉄」は、こんにゃく100gあたり0.4mg含まれています。

こんにゃくを食べて生活習慣病を予防しよう

食生活が原因で発症する生活習慣病には、糖尿病、高脂血症、高血圧症、骨粗鬆症、大腸がんなどがありますが、こんにゃくを普段から意識して食べることにより、予防することができます。

糖尿病は、血液中の血糖値が上昇しコントロールが難しくなる病気ですが、こんにゃくには血糖値を上げるブドウ糖が含まれていないほか、糖尿病を引き起こしやすい肥満を防ぐ効果も期待できます。

また、こんにゃくに含まれる「こんにゃくマンナン(グルコマンナン)」は、水分を吸収しながら腸内をゆっくりと通過するため、こんにゃくと一緒に食べたものもゆっくりと消化され、急激な血糖値の上昇を抑えることができるので、糖尿病の予防になります。

コレステロール値を正常に保つには、脂肪を控えるとともに、食物繊維を積極的に摂る必要がありますが、こんにゃくは殆どが水分で低カロリー食品のため、高脂肪の食品を摂らなくても満腹感を得ることができます。
さらに、食物繊維は腸の中でLDLコレステロールや胆汁酸を吸着して一緒に排出するため、血中コレステロール値の上昇が抑えられます。

また、腸に入った食物繊維は、乳酸菌など善玉菌の良いエサになって活動を活発化し、悪玉菌の活動を抑え、大腸がんのリスクを軽減させる働きがあることも知られています。

その他、こんにゃくにはカルシウムやカリウムも含まれています。
カルシウムは骨粗鬆症の予防に役立ち、カリウムは余分な塩分の排出を促すため、高血圧の予防になります。

こんにゃくの食べ過ぎには注意しよう

肥満防止や生活習慣病予防のために、シニアの普段の食生活に色々なこんにゃくレシピを取り入れると効果的です。

ただし、食べ過ぎには注意してください。

人間はこんにゃくの主成分である「こんにゃくマンナン(グルコマンナン)」を消化できる酵素を持っていないため、食べたこんにゃくは胃や小腸・大腸をそのまま通過して体外に排出されます。

そのため、一度にたくさん食べると消化不良を起こしたり、時には腸の中でこんにゃくが停滞し、腸閉塞を起こすことがあります。

一度に食べる量は、板こんにゃく半分程度がおすすめですが、胃腸の調子が良くない時はより少なめにして、よく噛んで食べるようにしてください。

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