「今日から在宅勤務!」と張り切ってみたものの、どうも仕事がはかどらないというシニアの方は、仕事のやり方を見直してみてください。在宅勤務を効率的に行うには、ちょっとしたコツがあります。
在宅勤務は自宅が職場になるため、なかなか仕事モードに入りにくいということがありますが、「何事も慣れ」という言葉があるように、1ヶ月、2ヶ月と続けて行くうちに効率的に行えるようになります。
在宅勤務を効率的に行うコツ
在宅勤務を効率的に行うために、次のようなことを心がけてみてください。
作業環境を整える
来客の多いリビングや、料理の匂いのするキッチン、趣味の雑誌が散乱している部屋などにパソコンを持ってきても、とても仕事モードにはなれません。
少なくとも家族の往来がない場所に専用の机と椅子を用意し、周囲をかたづけて、集中して仕事ができる環境を整えましょう。
雑音や照明にも気を使ってください。
服を着替える
外に出るわけではないから・・・と、パジャマや部屋着のまま仕事を始めると、リラックスし過ぎて「さあ、やるぞ!」という気分になれません。
スーツや作業着に着替える必要はありませんが、宅配便が来た時に出られるくらいの服装には着替えておきましょう。
また、web会議の予定がある場合は、ジャケットなどを着用して、ある程度「きちんと感」を出しましょう。
仕事開始前にいつもやる事を決めておく
仕事開始前にいつもやる事を決めておくと、すんなりと仕事モードに入れます。
一杯のコーヒーを飲む、窓を開けて空気を入れ替える、シャワーを浴びる、ラジオ体操などの簡単なエクササイズをするなど、どんなことでもいいので、自分に合った方法を選んでください。
一日の計画を立てる
パソコンの前に座ったら、今日一日のスケジュールを立てます。
やるべき事を箇条書きにし、それを午前と午後に振り分けます。web会議やミーティング、会社へのメール連絡、昼食の時間なども書き入れておくと、作業が効率的に進みます。
スケジュール表はいつでも見られる場所に置いておき、作業終了時に漏れがないかどうかチェックするようにしましょう。
1時間ごとに休憩を入れる
仕事に集中していると、何時間も椅子に座りっぱなしということがあります。
すると、肩こりや腰痛が生じてくるほか、全身の血行も悪くなります。脳への血流も悪くなってくるので、判断力や集中力も落ちてきます。
1時間ごとに立ち上がって簡単なストレッチをしたり、お茶を飲んだり、庭を歩いてくるなどの休憩を入れれば、気分転換になり脳も活性化して仕事もはかどるようになります。
食事はしっかり摂る
家にいると、朝食や昼食はつい手抜き料理にしがちです。
栄養バランスのとれた食事をしっかり摂るようにしないと、視力が落ちたり、血圧やコレステロールに影響を与え生活習慣病を招き寄せてしまいます。
特にインスタント食品やファストフードばかり食べていては、体調にも影響を与え、最悪の場合仕事どころではなくなってしまうので、注意しましょう。
終了間近に最終確認
仕事の終了間近には、会社と連絡を取ったり、今日一日のメールをチェックしたり、スケジュール表を見直してやるべき作業が完了しているかどうか、最終確認しましょう。
計画通りにきちんと終了していれば、達成感もあり気分も良いものです。
漏れてしまったり、夜にやらなければならない仕事があれば時間を決めておき、明日の予定に組み入れる場合は、忘れないようにメモしておきましょう。
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