ネットショッピングを利用するシニアの方が増えていますが、代金の支払いについては、できるだけ安全な方法を選びたいものです。
色々な詐欺や個人情報の漏洩などが相次いでいる昨今、シニアの方には次のような支払い方法がおすすめです。
シニアにおすすめの支払い方法
ネットショッピングの代金を支払う場合、安全性を優先するなら、少し手間がかかっても次のような方法がおすすめです。
代金引換払い
昔ながらの支払い方法で、略して「代引き」と呼ばれることもあります。
ネットで商品を注文する時に「代金引換払い」を選び、配送業者が自宅へ商品を届けに来た際に、その場で代金を支払うという流れになります。
面倒な手続きなしに誰でも使える方法であり、実際に商品を手にしてから支払いをするので、「本当に商品が届くのだろうか」といった心配をする必要もなく、安全性の高い方法と言えます。
代金引換払いの場合、「購入金額により手数料がかかる」という難点がありますが、それよりも「安全・確実性を重視する」というシニアの方にはおすすめの方法です。
後払い
「後払い決済」と言われるこの方法は、ネットが普及する以前から通販業界では広く行われています。
商品注文後、請求書(または振込用紙)が商品と同梱されているか、または別便で届くので、それを持って郵便局や銀行、コンビニエンスストアなどで代金を支払うという方法です。
商品を確認してからの支払いなので、購入者からすれば安心感があります。もし、サイズ違いや不良品だった場合、代金を支払う前に、ショップに連絡して交換や返品などの対応をしてもらうことができるからです。
支払い期限は、多くの場合14日以内となっているので、余裕があります。
ただし、商品代金とは別に「後払い手数料」がかかることがあるので、注意してください。
コンビニ払い
近くにコンビニエンスストアがあるシニアの方は、「コンビニ払い」という方法があることも覚えておくと良いかもしれません。
前払いになりますが、セブンイレブン・ローソン・セイコーマート・ファミリーマート・ミニストップ・サークルK・サンクスなどで、商品代金を支払うことができます。
ネットで商品を購入する時に、「コンビニ払い」を選択すると、画面上に受付番号が表示されるか、または登録してあるメールアドレス宛に、決済の受付番号が明記されたメールがショップより届きます。
その番号を控えておき、コンビニに備え付けの専用端末(ロッピー、ファミポート、Kステーションなど)に入力すると、払込票(または申込券)が印刷されて出て来ます。
それを持ってレジに行き、商品代金を支払うという流れになりますが、その後、ショップ側で入金を確認し、商品が発送されます。
「専用端末の操作が苦手」というシニアの方には、あまりおすすめできませんが、クレジットカードなどで買い物をするのは不安という方には、安心できる支払い方法です。
また、コンビニ払いは代引き手数料よりは安いものの、「決済手数料」がかかる場合が殆どなので注意してください。
銀行振込払い
商品代金を、ショップ側が指定した銀行口座に振り込むという方法です。
ネットショッピング以外でも、代金の支払い方法として古くから行われており、慣れている方にとっては手軽で確実な方法と言えます。
「銀行振り込み払い」は、実際に銀行に出向いて窓口で支払う方法と、ATMを操作して支払う方法とがありますが、パソコンやスマホからオンラインで支払うこともできます。
ただし、オンラインで支払う場合は、ログイン情報やパスワードが漏れないよう、十分に注意する必要があります。
また、基本的に振込手数料は振込人負担となりますが、同じ銀行への振込みの場合は、手数料がかからないこともあります。
ショップ側では、入金確認後に商品の出荷準備に入ります。
クレジットカード払い
ネットショッピングに慣れてきて色々な物を購入するようになったら、クレジットカードによる支払いも検討してみてください。
あらかじめクレジットカードを作っておく必要がありますが、クレジットカード払いの場合は、どこかに出かける必要もなく、手数料も不要で、代金の決済も即時に行われるので、商品の発送も早くなります。
一度カードを登録しておけば、次回の買い物からは番号の入力も省略でき、カードの種類によっては購入額に応じてポイントが付くので、かなりのメリットがあります。
ただし、ネットショッピングに使用するパソコンやスマホは、ウィルス対策ソフトをインストールしておくなど、セキュリティー対策はしっかりとしておく必要があります。
また、引き落とし用の口座はひとつに決め、いつでも残高を確認できるようにしておきましょう。
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