第二の人生を海外で暮らしたいというシニアの方が増えています。
シニア世代に人気の海外移住先
シニア世代に人気の海外移住先には、次のような国があります。
マレーシア
日本のシニア層の海外移住先として、また旅行先としても人気が高いのがマレーシアです。
温暖な気候と美しい自然に恵まれ、治安や医療制度も安定している上に、物価は日本の半分以下なので余裕のある生活をおくる事ができます。
また、マレーシアには日系企業が数多く進出しているため、日本製品が入手しやすいというメリットもあります。
タイ
明るく大らかな国民性が魅力のタイは、仏教徒が多く食事は米を主体としています。
そのため、日本人が溶け込みやすく医療制度も充実しているため、リタイア後の移住先として選ぶ人が増えています。
高層ビルが建ち並ぶ首都・バンコクを中心に、静かな古都・チェンマイ、ビーチが美しいプーケット島など、見所もたくさんあるため、日本からの旅行客も年々増えています。
フィリピン
日本や韓国からの留学生が多いフィリピンは、1年を通して温暖な気候に恵まれており、シニア層の移住先としての人気も高まっています。
公用語は英語ですが、明るい国民性と親日であることからコミュニケーションが取りやすくなっています。
治安面では一部不安定な地域もありますが、総じて平和な国であると言えます。
台湾
日本との距離も近く、アジアの中でも特に親日国として知られている台湾は、治安が非常に良く安全面では殆ど問題がないため、移住先としても人気があります。
交通費や食品類は日本より安くなっていますが、劇的に安いというわけではありません。また、言語は基本的に中国語なので、日常会話程度の中国語ができると、移住後の生活が楽になります。
ハワイ
世界中から多くの観光客が訪れるハワイは、美しい海や山などの豊かな自然と年間を通した温暖な気候に恵まれ、人々の明るい雰囲気からも何とも言えない解放感があります。
日本語が話せる日系人も多く、また日本製品も入手しやすくなっているため、普段の生活であまり不便を感じることはありません。
日本語が通じる医療機関も数多くあるため安心感がありますが、医療費はかなり高額なので、移住するには資金的な余裕が必要になります。
インドネシア(バリ島)
インドネシアは17,000以上の島々で成り立っていますが、その中でも特にバリ島は日本のシニア層の海外移住先として人気があります。
神々が宿る島との言い伝えが残るバリ島は、温暖な気候と豊かな自然が魅力ですが、物価は全般的に安めなので、ゆったりとした余裕のあるシニアライフを楽しむことができます。
カナダ
積極的に移住者を受け入れているカナダは、医療も充実し交通機関やショッピング施設などのバリアフリー化が進んでいるので、高齢になっても生活しやすい国と言えます。
国土面積が広く雄大な大自然が魅力ですが、地域により冬の寒さが厳しいところもあります。
ニュージーランド
日本からほぼ真南の南半球に位置するニュージーランドは、日本と同じように四季があることから、移住先として非常に人気があります。
空気や水がきれいで、手付かずの自然が多く残っているのもニュージーランドの魅力です。
治安が良く、医療体制も充実しており、都市部には日本の食料品を扱っている店もあります。